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再手術 [老人ホーム]

5月中頃過ぎの朝方、老人ホームに入所している祖母(98才)がベッドから下りる際に転倒し、7年前に骨折した大腿骨頚部を再び骨折しました。
祖母は7年前、大腿骨頚部骨折が原因で入院、手術を経て老人ホーム入所に至り、入所後はもちろん歩けず、車イスの生活になり、認知症も進行しました。
今回の骨折は同じ箇所で、再び病院に入院し、数日経ってから手術を受けました。

今回の手術、私には「?」でしかありません。
98才の高齢者にどうしても必要な手術だったのでしょうか?
手術を受けなければ寝たきりのままですが、そもそも歩けないのに手術を受けたからといって歩ける訳がありません。
何より98才の高齢者が5時間の全身麻酔の手術に耐えられる訳がなく、少なくとも寿命は縮んだはずです。
残りの人生をベッドの上で寝たきりで送ることになってもいいから手術を受けない選択の方が祖母本人にとって穏やかな人生の終わりを迎えられたはずです。


案の定、祖母は手術後数日間は痛みに苦しみ、心臓と腎臓の機能は一時著しく低下、手術から2週間以上経った今も衰弱して寝たきりのままで認知症は更に進みました。
ベッドを起こした時に首を支えられなくて一人で食事をできなくなったので、ほぼ毎日の仕事帰りにわずかな時間でも私は祖母の夕飯を介助して食べさせるために病院に寄っています。
もちろん本日も帰り道に寄りました。

思い浮かぶのは手術の決断をした人のこと。
誰が手術の決断をしたかは明白で、祖母本人ではありません。
主治医でもありません。
きょうだい達に相談なく大事な決断ができるのに夕飯の介助さえしない。
嫌な人ですね。
心のない者、血が流れていない者が関わると。
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タグ:認知症
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